・住み替えることになった
・住宅ローンの返済が厳しくなった
・急な転勤や転職が決まった
・離婚することになった
・マンションを相続した
このような理由で、マンションを早く売りたいと考える方は多いのではないでしょうか?
マンションの売却を不動産会社に依頼して行う
「仲介」の場合、3〜6ヶ月程度かかるのが一般的です。
仲介でマンションを早く売りたい場合は、3つのコツをおさえておくと良いでしょう。
この記事では、
・マンションを仲介で早く売りたい場合の3つのコツ
・マンションを最短で売る方法
を解説していきます。
マンションの売却で後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
目次
マンションを仲介で早く売りたい場合の3つのコツ
ここでは、マンションを仲介で早く売りたい場合に使える3つのコツを紹介します。
1. 「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」で依頼する
マンションを早く売却したい場合は、
「専任媒介契約」もしくは「専属専任媒介契約」で依頼するようにしましょう。
不動産会社にマンションの売却を依頼する場合は、媒介契約を締結する必要があります。
媒介契約は3種類あり、特徴を以下にまとめました。
媒介契約の種類 | 一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 |
複数の不動産会社との契約 | できる | できない | できない |
自分で買主を探して 直接取引ができるか | できる | できる | できない |
契約期間 | 定めなし (一般的には3ヶ月) | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
レインズへの登録義務 | なし | あり (媒介契約から7日以内) | あり (媒介契約から5日以内) |
早く売りたい場合、専任媒介契約もしくは専属専任媒介契約が良い理由を解説していきます。
不動産会社に売却活動を注力してもらいやすい
一般媒介契約の場合、複数の不動産会社に売却を依頼できます。しかし、不動産会社からすると、売買を成立させないと、報酬である仲介手数料を売主や買主からもらえません。
具体例で考えてみましょう。
マンションの売主が不動産会社Aと不動産会社Bに売却を依頼したとします。
もし、不動産会社Aが売却活動中に、不動産会社Bが買主を見つけた場合、不動産会社Aは仲介手数料をもらえません。
そうなると、それまでの売却活動がタダ働きとなってしまうのです。タダ働きになる可能性があると、不動産会社は売却活動に注力しないケースが考えられるのです。
不動産会社に売却活動を注力してもらうためには、不動産会社1社にしか売却を依頼できない専任媒介契約や、専属専任媒介契約で依頼をすると良いでしょう。
レインズに登録されることで売却情報が広く行き渡る
レインズとは、不動産会社のみが物件情報を閲覧できる不動産ネットワークのことです。専任媒介契約や専属専任媒介契約の場合、媒介契約後にマンションの売却情報をレインズに登録しなければなりません。
レインズにマンションの売却情報が登録されると、他の不動産会社にも情報が届くため、買主が見つかりやすくなります。
2. 売り出し価格をマンションの売却相場内で設定する
マンションを早く売却したい場合は、マンションの売却相場内で売り出し価格を設定しましょう。
マンションを高く売却する目的で、マンションの売却相場を大幅に超える価格にするのはおすすめしません。売却価格を高くしすぎると、買主が見つかりにくくなり、売却するまで時間がかかってしまいます。
不動産会社にとっても売却の難易度が上がるため、売却活動に注力してもらえなくなります。
マンションを売却相場よりも高い価格で売り出すのは、避けた方が無難です。
3. 販売力のある不動産会社を選ぶ
マンションが早く売れるかどうかは、不動産会社の販売力で大きく左右されます。そのため、以下のような販売力のある不動産会社を選びましょう。
・マンションの成約実績が豊富である
・自社のホームページに物件情報が掲載されている
・マンションの査定価格の根拠がしっかりしている
過去に同じマンションの成約実績がある不動産会社であれば、エリア情報を熟知していることが多く、購入希望者にマンションの魅力を最大限に伝えてくれるでしょう。
また、自社ホームページがあり、物件情報を掲載している不動産会社は、マンションを探している多くの方に見てもらいやすくなります。
「マンションの査定はどのようにして依頼すれば良いのだろうか?」
そのようなお悩みには、「査定之助」を活用しましょう。
査定之助とは?
不動産売却査定サイトの「査定之助」は、マンションの情報を1度入力するだけで、最大5社の不動産会社にマンションの査定を依頼できます。1社1社に査定を依頼する必要がなく、最短60秒でできるため、手間がかかりません。
査定結果が届いたら、査定価格や不動産会社の対応などを比較して、自分に合った不動産会社に売却を依頼できます。その際、マンションの査定価格の根拠がしっかりしている不動産会社を選ぶと良いでしょう。
査定之助は完全無料ですので、不動産会社選びにぜひご利用ください。
マンションを最短で売る方法
「一刻も早くマンションを売却をしたい」
そのような方に向けて、マンションを仲介よりも早く売る方法を2つ紹介します。
買取を依頼する
買取とは、不動産会社がマンションを買い取ることで売却する方法です。マンションを買い取った不動産会社は、リフォームやリノベーションなどマンションの価値を高めたうえで、再度販売を行い利益をねらいます。
買取のメリットとデメリットを以下にまとめました。
買取のメリット | 買取のデメリット |
・売却の時間がかからない ・修繕やハウスクリーニングなど不要 ・売却後の責任は免除されやすい ・仲介手数料がかからない | ・売却価格が相場よりも安くなる |
買取を利用することで、買主を探す時間や内覧の手間などが最小限で済みます。最短では1週間程度で売却が可能ですが、売却価格は仲介よりも20〜30%程度安くなる傾向があります。
買取は仲介よりも売却価格が安くなるため、売却の期限があるなど、すぐに現金化したい場合の最終手段として検討しましょう。
リースバックを活用する
リースバックとは、マンションを不動産会社などに売却して売却資金を得た後も、賃貸として自宅のマンションを借りて住み続けられる仕組みです。
リースバックのメリット・デメリットを以下にまとめました。
リースバックのメリット | リースバックのデメリット |
・売却後もマンションに住み続けられる ・余裕を持って新居探しができる ・仲介よりも早く売ることが可能 ・将来的に再購入も可能 | ・売却価格が相場よりも安くなる ・住み続けられる期間に上限があるケースが多い ・家賃が相場より高いケースがある |
リースバックを活用することで、売却資金を得たままマンションに住み続けられます。新居探しに時間をかけたり、とことんこだわったりすることが可能です。
しかし、住み続けられる期間は最長2〜3年程度で、更新できないケースが大半です。
マンションを早く売ることは可能ですが、買取同様に売却価格は仲介よりも安くなります。リースバックのメリットとデメリットを理解して、状況や希望に応じて活用しましょう。
まとめ
マンションを早く売りたい方に向けて、仲介で早く売るコツと最短で売る方法を解説しました。マンションを早く、なるべく高く売りたい場合は、自分に合う不動産会社を見つけることが大切です。
良い不動産会社に出会えれば、希望条件などを考慮した提案がもらえるなど、積極的に売却をサポートしてもらえるでしょう。
自分に合う不動産会社は、査定之助を活用するとスムーズに見つけられます。
査定之助では、信頼のある不動産会社のみと提携しています。
困った場合はサポートセンターもあるため安心です。
マンションを早く売りたい場合は、査定之助をぜひ活用してみてください。